北九州2018 アジア-オセアニア

世界の注目選手(50DaysToGo)

IPCニュースより(2018.7.20)

 英文記事原文:https://www.paralympic.org/news/kitakyushu-2018-50-days-go

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北九州2018開幕まであと50日

★動画は昨年の世界選手権第1試技(227Kg)成功の場面。



 世界最強のパワーリフターとして常にスポットライトを浴びるラーマン(イラン)の陰で...
数々の優勝トロフィーを手にし、記録を打ち立てているイランの マジッド(Majid Farzin)(34歳)。

 昨年、メキシコでの世界選手権で自身2度目の世界タイトルを獲得したマジッドは、
9月のアジアオセアニアオープン選手権大会(北九州)、そして10月のアジアパラ競技大会でも優勝を狙う。

 「メキシコシティで金メダルを獲得して、幸せで誇りに思う」と振り返り、
50日後に迫った北九州2018に向けて「(調子は)最高だよ!全て順調だ。神に感謝ですね」と意気込んだ。

さらにライバルである中国のGu Xiaofeiについて、「彼は僕の最強のライバルだ」と述べた。
イランと中国はアジアのパワーリフティング強豪国として様々なクラスで両国の選手の対決に注目が集まる。

マジッドはロンドン2012、リオ2016、そしてメキシコシティ2017世界選手権でGuを破っているが、
2014年のアジアパラ競技大会ではGuが勝利。

2019年にはカザフスタンで世界選手権、
2020年には東京パラリンピック と、アジア地域で2つの主要大会を控え、
 今年の北九州2018と10月のアジアパラ選手権大会はその前哨戦となる。

 「目標はベストパフォーマンスを見せて、願わくは、記録を塗り替えたい」とマジッド。