終了御礼!【大阪】筋肉で繋がろう パラパワーリフティング研修会&体験会
令和7年度(公財)日本パラスポーツ協会委託事業「地域におけるパラスポーツ振興事業」
筋肉で繋がろう
パラパワーリフティング研修会&体験会 in 大阪
日時&会場
@ 大阪市長居障害者スポーツセンター
2025年 9月 21日(日)
09:30~ 開場・参加者受付
10:00~12:30
活動報告
長居障がい者スポーツセンターにて、「筋肉で繋がろう パラ・パワーリフティング研修会&体験会 大阪版」を開催しました。
本イベントは、単に競技を紹介するだけでなく、筋力トレーニングを通じて、他種目の競技力向上や生活のQOL(生活の質)向上に貢献することをテーマとしました。
参加者は、兵庫県パラ・パワーリフティング連盟や長居障がい者スポーツセンターでトレーニングをされている方々など、総勢17名の方にご参加いただきました。
また、長居障がい者スポーツセンターの皆様には、広報活動など多大なるご協力をいただきました。ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
研修と体験の内容
研修会は、パラ・パワーリフティングの基本的な知識から実践的なトレーニング応用までを学ぶ、以下の構成で行いました。
○座学研修
パラリンピックの概要、パラ・パワーリフティングの魅力やルールを解説しました。また、連盟が取り組んでいるトレーニングプログラムの基本的な考え方、VBT(Velocity Based Training)、および様々な用途に合わせた補助ベンチについて説明しました。
○体験・個別相談
参加者全員がパラ・パワーリフティングを体験し、ベンチのフォームやトレーニングメニューに関する個別相談に応じました。長居障がい者スポーツセンターの既存施設の有効活用方法についての相談会も実施しました。
○多種目への指導
水泳、バドミントン、バスケットボール、トライアスロンなど、他のスポーツの競技者に対して、日頃のトレーニングに関する疑問点にお答えする形で個別指導を行いました。例えば、ベンチプレスで肩が痛くなる方へのフォームチェックや、水泳のキック強化を目指す方への自重スクワット指導など、参加者の障がいやトレーニング歴に合わせたサポートを提供しました。
○VBT体験
VBTの意図と効果について説明し、ベンチプレスだけでなくスクワットなどの多種目でも実際に体験していただきました。トレーニングが「なぜ楽しいのか」「どんな良いことがあるのか」を共有し、共感を深めました。
成果と今後の展望
今回の研修会&体験会は、参加者の皆様が「来年が楽しみ」と目を輝かせるなど、大きな成果を上げることができました。特に、地域における「繋がりの強化」が促進されました。
- 隣県との連携
兵庫県パラ・パワーリフティング連盟からのご参加(理事長、広報担当者の方)がご参加くださり、長居障がい者スポーツセンターの方との新たな連携が生まれました。今後、活動の幅が広がることが期待されます。
- 地元キーマンとの連携:
大阪在住の連盟役員と長居障がい者スポーツセンターの方が繋がることができ、今後、大阪在住の連盟役員が地元から大阪府のパラ・パワーリフティング活動を盛り上げていく手助けとなることが期待されます。
大阪における今後の計画
今後、長居障がい者スポーツセンター様と連携し、パラ・パワーリフティングや車いすボディビルなど様々な筋力トレーニングに取り組む組織として、「ユニバーサル・トレーニングクラブ」の設立を計画し、段階的な成長を計画しています。
- 研修会&体験会を再度実施し、クラブの参加者を募集します。
- 参加人数やその他の状況が整えば来年度中のクラブ発足を目指します。
- 将来的に、大阪のメンバーが主体となって体験会を自立して行えるようサポートを行い、大阪がパラ・パワーリフティングやトレーニングを広めていけるようにするこを目指します。
今回の活動を通じて、既存の施設を有効活用することが、トレーニングをより身近なものにする上で非常に有効であることが再認識されました。連盟として、地域に密着した活動を継続し、地元で活躍するキーマンの成長をサポートしながら、各地域の自立を支援していく所存です。
開催目的
・「筋肉」を合言葉に様々な団体が繋がり共に地域で歩んでいける関係性の構築を図る。
・パラスポーツ、パラパワーリフティングの魅力を地域に向けて発信する。
・研修会&体験会を通して、パラパワーリフティングに関わってくれる選手、コーチ、審判候補者の発掘や育成。
参加対象
・健常者パワーリフター、トレーニング愛好者、興味のある方、パラスポーツ指導員有資格者、他競技選手や役員
参加申込