【終了御礼】山口で開催|筋肉で繋がろう パラパワーリフティング研修会&体験会
令和7年度(公財)日本パラスポーツ協会委託事業「地域におけるパラスポーツ振興事業」
筋肉で繋がろう
パラパワーリフティング研修会&体験会 in 山口
日時&会場
2025年 8月30日(土)13:30~16:30@ 山口県身体障害者福祉センター 研修室
終了報告
地元メンバーの自立支援をテーマに、選手、選手希望者、地元関係者、放課後デイサービスセンターの利用者など、多様な人々が参加しました。
ご協力いただいた皆様、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!
研修会①
トレーニングの目的や効果について学びました。
その後、地元メンバーが主体的に体験会を運営できるよう、実施のポイントや安全管理、応援の力の重要性について研修をしました。
後半パートでは地元の初参加者を迎え、パラリンピックの概要やパラパワーリフティングの魅力・ルールが解説を行いました。
体験会
参加者は楽しんでベンチプレスを体験し、地元メンバーも研修の成果を発揮して体験会の運用方法の実践や、
応援グッズを使っての場づくりに積極的に参加し、会場を盛り上げました。
初参加の方にも興味を持っていただくことができ、今後の継続的な活動に繋がっていきそうです。
研修会②
連盟のトレーニングプログラムやVBT(Velocity Based Training)、補助ベンチについて座学と実践を交えて学びました。
また、会場となった「山口県障害者スポーツセンター」にあるトレーニングマシンの効果的な使用方法を伝え、
地元選手だけでなく、施設の活用を課題としていたパラスポーツ協会の方にも喜んでいただくことができました。
今後について
イベント終了後、地元メンバーや関係者とのミーティングで今後の方向性を話し合いました。
来年度は地元メンバー中心の体験会開催を目指し、広報活動の工夫や地域でのアピール強化に取り組むことが決まりました。
代表者なども決まり「山口パラパワーリフティングクラブ」が立ち上げられました。
このクラブは、競技だけでなく健康や生きがいのためのトレーニングも目的とし、
まずは「筋肉」で繋がる仲間を増やすことから始める方針です。
まとめ
イベントの成功には、地域のパラスポーツ協会の方々や地元のメンバーとして積極的に動いてくれる
キーパーソンの存在が不可欠であったと再認識されました。また、山口県の現状を踏まえ、
地域クラブは競技性だけでなく、人々が集う「コミュニティ」としての役割を重視し、
少し緩やかな形から始めることが、参加者のQOL向上や孤立防止にも繋がるという気づきが得られました。