新しい試み:判定ランプ(第20回全日本選手権)
イラスト/日本工学院八王子専門学校 グラフィックデザイン科2年 荒井 梢
【世界初!?学生コラボで生まれた、判定ランプ】
日本工学院八王子専門学校 のテクノロジーカレッジが大会に向けて開発した、
「失敗の理由を視覚的にわかりやすく表現するランプ」
パラ・パワーリフティングは、3人の審判のうち2人以上が「成功」と判定すると、
その挑戦した試技が成功とみなされますが、厳しいルールがあります。
審判は4つの観点で判定しています。
そのためバーベルがあがっても、審判が「失敗」と判定することもあります。
審判の判定結果はランプの点灯で示されます。
成功=「白」、失敗=「赤」と言ったように。
そして今回生まれた判定ランプは、成功 or 失敗だけでなく、
「失敗の理由の色」も分かりやすいように、開発していただきました。
↓ 舞台のイメージ ↓
「判定ランプ」の見方
このランプ、全部で9ブロックに分かれているのですが、上から3つずつに分けて・・・
1段目=主審
2段目=サイドレフリー
3段目=サイドレフリー
と、誰がどの判定をしたのか見てください。
上の舞台の写真は、3人の審判がみんな「成功」判定の場合なので
こんな風に、見ます。↓
もし、主審が失敗の判定をしたとすると、こうなります。 ↓
他の例を写真で見ると、
主審=失敗 (理由は緑:押し上げ)
サイドレフリー=成功 (白ランプ)
サイドレフリー=失敗 (理由は青:胸上)
このようになります。
会場で体験いただくのが一番かもしれません。
ぜひ、「失敗の理由を視覚的にわかりやすく表現すること」への挑戦も、ご覧になってみてください。
判定ランプはこのように ↓ 会場では左右対称 に設置されます。
ステージ左側 ステージ右側
※失敗の理由と色はルールで決められています。
詳細は
パラ・パワーってなぁに。⑧失敗の理由(カラー別) 参照ください。